クラブ
2/7(金) 復興応援ユニフォーム完成お披露目・新加入選手記者会見を行いました。
掲載日:2025年2月8日
2月7日(金)、ユアテックスタジアム仙台にて復興応援ユニフォーム完成お披露目・新加入選手記者会見を行いました。
復興応援ユニフォーム完成お披露目
3月2日(日)サンフレッチェ広島レジーナ戦と3月16日(日)日テレ・東京ヴェルディベレーザのホームゲーム2試合 復興応援マッチにおいて、チームが着用する限定ユニフォーム『復興応援ユニフォーム』のデザインが完成しました。今回のデザインは、東北6県の学生のみなさまに参加いただき総数159の中から、学校法人英智学園 専門学校日本デザイナー芸術学院の星和真さんのデザインに決定いたしました。お披露目ではFW9廣澤真穂選手、GK1齊藤彩佳選手がモデルを務めました。
■デザイナー 学校法人英智学園 専門学校日本デザイナー芸術学院 星和馬さんコメント
「専門学校日本デザイナー芸術学院から来ました星和真です。デザインコンセプトは『再生とそこからつながる思い』というものになります。古くから和柄の鱗紋には、再生や繁栄、厄除けといった意味が込められています。それが今回のユニフォームのコンセプトに合うと思い、デザインさせていただきました。フィールドプレーヤーは、気分を高揚させるレッドを基調とし、フィールドを躍進する姿をイメージして配色しました。ゴールキーパーは爽やかなブルーを基調とし、冷静な判断でゴールを守る姿をイメージして配色しました」
■選手コメント
FW9廣澤真穂選手
「私自身はデザインコンペの最終審査員として審査に加わりました。たくさんの応募の中からこちらのユニフォームデザインを選ばせていただきました。このユニフォームを着られることを嬉しく思います。時間をかけて、私たちが戦うためのユニフォームデザインを考えて下さった方々の思いを背負って戦います。赤は着たことがない色なので新鮮で、戦う気持ちがみなぎってくるような素晴らしいユニフォームだと思います。このユニフォームを着て得点を取りたいという思いです。しっかり点を取ってチームを勝利に導きたいです。復興応援のユニフォームを着て多くの方に勇気を与えられたらと思います」
GK1齊藤彩佳選手
「マイナビ仙台レディースとなってから、GKは青という色を着てプレーすることがなかったです。今回初めて青を身に着けて試合に出るということを楽しみにしていますし、嬉しいです。リーグ前半戦は苦しい思いをたくさんしたので、後半戦はサポーターのみなさんと一つでも多く喜び合える試合をしていきたいと思います。この復興応援ユニフォームを着て、作って下さった方の思いや、まだまだ東北の中でも復興途中の地域もあると思います。そういう方々の思いも背負いながらピッチで表現したいと思います」
新加入選手記者会見
新加入選手記者会見には2月1日より正式加入した4選手(FW8大西若菜、GK16横堀美優、MF18江崎世来、MF27佐藤にいな)、スポーツダイレクター高田敏志が出席いたしました。
■高田敏志スポーツダイレクター あいさつ
「皆さん、こんにちは。はじめまして。スポーツダイレクターに就任しました高田敏志です。昨年4月より、クラブの強化に携わっておりました。ピッチに出て、選手のトレーニングや試合のサポートをしてきました。改めて、2月よりスポーツダイレクターという立ち位置で仕事をさせて頂くようになりました。これまでいろいろなマネジメントを経験していて、2021年まではパラリンピックのブラインドサッカーで監督や部長を務めました。Jリーグのクラブやトップ選手のパーソナルトレーニングなど、いろいろなマネジメントを経験してきました。その経験を活かしながら、オンザピッチ、オフザピッチの面でその経験を生かして行けたらと思います。またアカデミーについても、仙台には優秀な選手たちが揃っています。仙台という地に集まった選手たち、地元生え抜きの選手たちが育っていくクラブを作っていきたいと思います。今日ここにいる4人の新加入選手たちも、育成年代でいろいろな経験をしています。指導者の方々が大切に育てた選手を、マイナビ仙台レディースがお預かりして、ここからさらに飛躍させる必要があります。その責任を感じながら、これから強化を進めていきたいと思います」
■選手あいさつ
MF8 大西若菜選手
「日本体育大学から来ました背番号8番の大西若菜です。マイナビ仙台レディースに加入して、たくさん点を取ってチームに貢献できるようにがんばりたいと思います。また個人の武器であるドリブル突破で、チームの勝利にたくさん貢献できるようがんばりますので、応援よろしくお願いします」
GK16 横堀美優選手
「こんにちは。国士舘大学から参りました背番号16番、ゴールキーパーの横堀美優です。何事にも勝負にこだわり、がんばりたいと思います。勝利や笑顔を届けられる選手になりたいです。応援よろしくお願いします」
MF18 江崎世来選手
「帝京平成大学から来ました背番号18番、江崎世来です。一日でも早くチームメートからの信頼を得て、即戦力として試合に出て活躍できるように、日々練習に取り組み、“マイナビのダイナモ”になれるようにがんばりたいです。応援よろしくお願いします」
MF27 佐藤にいな選手
「こんにちは。マイナビ仙台レディースユースより昇格しました背番号27、佐藤にいなです。チームのために死ぬ気で走れるような選手になりたいと思います。応援よろしくお願いします」
■質疑応答(一部抜粋)
―マイナビ仙台レディースに加入を決めた理由を教えてください。
大西「私は昨年10月から特別指定という形でマイナビ仙台レディースに加わっていました。最初の練習参加の時点から、サッカーに打ち込める環境が整っていると思いました。将来的に海外で通用する選手になりたいという意思があり、マイナビ仙台レディースのサッカースタイルが私にもマッチしていると感じたことが加入を決めた一番の理由でした」
横堀「私は今までなかなかGKコーチがいる環境でサッカーができていませんでした。仙台へ練習参加に来た際に、技術面やメンタル面の指導を受けて、ここで成長したいと思ったことが加入の理由です」
江崎「練習参加させていただいた際に、大学4年間でも取り組んできた“止めて、蹴る”という細かい技術やプレースタイルが私に合っていると感じました。そして環境が整っているので、ここだったら成長できると思ったことで、マイナビに来ることを決めました」
佐藤「私はジュニアユースからこのクラブで育って来ました。中学生時代からユアスタのピッチに立つことが夢だったので、このクラブに決めました」
―皆さんのストロングポイントを教えてください。
大西「私のストロングポイントは3つあります。一つ目は、攻撃でドリブル突破をすること。ドリブルでチームのチャンスメークをし、得点につながるプレーをしていきたいです。二つ目は、狭い局面でテクニックを発揮することが得意としています。もう一つは守備でハイプレスをかけ、前線でボールを奪うことです」
横堀「ロングフィードが得意なので、守備だけではなく攻撃面でもチームのために活躍できる選手になれたら良いなと思います」
江崎「私のストロングポイントは攻守においてのハードワークと中盤でのセカンドボールの回収です。それと狭いエリアでも相手に奪われないボールタッチです」
佐藤「私のストロングポイントは得点につながるパスを出せることです。チームを勝利に導けるようなパスを出したいです」
―マイナビ仙台レディースというチームの印象を教えてください。
大西「練習参加した時からとても雰囲気が良く、チームメート同士でも縦関係のない仲の良さを感じます。また選手とスタッフとの距離も近いので、素晴らしい印象です」
横堀「仲の良い印象があり、その中でもサッカーにおいては厳しい声も出たり、引き締める声があって良いチームだと思います」
江崎「練習中も全員が全力で戦っているところや、年齢に関係なくみんなが要求し合える良いチームだと思います」
佐藤「練習中のコミュニケーションの量が多く、スタッフとも話しやすく良い雰囲気だと思います」
―大西選手と佐藤選手はすでにWEリーグの試合に出場している立場から、江崎選手と横堀選手はプロの選手になったというところで、3月から再開するリーグ戦への意気込みをお願いします
大西「特別指定という形で早くマイナビ仙台レディースが私を引き受けてくれたという感謝の気持ちは忘れません。後期のシーズンからは新しくプロという立場でプレーするので、感謝をピッチの上で表現できるようにがんばりたいです。その上で、私が目指している目標は、まだまだあるので、ぶれることなくがんばり続けたいと思っています」
佐藤「トップチームとユース年代のレベル、スピード感は全く違います。その中で、トップの試合に出たことは自分にとって良い経験となりました。3月から再開するリーグ戦に向けてがんばっていきたいです」
江崎「今まで目標であったWEリーグの舞台に立てるということで、まずは試合に出られるように、一日一日努力をすること。そしてチームとして勝利できるように、その勝利に自分が導けるようにがんばっていきたいです」
横堀「GKは一人しか出られない難しいポジションです。その中で、まずは試合に出ることを目標にがんばっていきたいと思います」
―マイナビ仙台レディースの中で“推している選手”はいますか? 質問者:廣澤真穂選手
大西「廣澤真穂選手です!元々大学時代、私は日体大で真穂さんは早稲田大学で対戦することが多かったです。当時は怖い印象がありましたが、チームに加入してから一番仲良くしてもらっている先輩です。とてもやさしい先輩です。似ている部分が多いので噛み合うことが多いので、楽しいです」
横堀「真穂さんです。いつもチームに笑顔を作り出してくれる存在です。いつもありがとうございます」
江崎「廣澤真穂選手です。大学時代から知っていて、今でも優しくしてくれるし、いろんなことを教えてくれるので、一番仲の良い先輩です」
佐藤「國武愛美選手です。高校時代からずっと隠れファンでした」