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12月11日 ブラインドサッカー体験会を開催しました

掲載日:2021年12月14日

マイナビ仙台レディースでは、ブラインドサッカークラブ コルジャ仙台にご協力いただき、12月11日(土)に仙台白百合学園小学校の体育館にて、ブラインドサッカーの体験をいたしました。TOPチーム選手23名とユース選手11名が出席し、普段とは違った視点でサッカーを学び、コミュケーションを深めました。

視覚がない中でのプレーが求められるブラインドサッカー。選手それぞれが想像し、味方の位置や仲間の声を頼りにイメージを共有しなければなりません。状況に応じたメッセージの選択やコミュニケーションを養い、高め合いました。

「聞く」「伝える」「イメージする」という一連の流れをそれぞれが体現し、なおかつ足りない部分を補いながらブラインドサッカーの奥深さを学びました。

 

選手コメント

成田恵理選手
「目が見えない状況で動くことは、正直思っていたよりも怖かったです。人の声を頼りにしたり、直接触れたりして、問題解決するのは新鮮でした。人の顔や景色が見れなくても、話したり、触れ合うことで、コミュニケーションが上手くとれるんだと気付かせていただきました。日常では、SNSの文やアイコンタクトなど、なんとなく目を使ってコミュニケーションをしがちですが、聞いたり触ったりなど、他の感覚も大事に過ごしていきたいと思いました。」

奥川千沙選手
「1番はコミュニケーションが大事だと思いました。ただ伝える、聞くだけでなく、その内容やタイミングも大切で、体験したセッション(同じグループを探す)では、全員が声を出していて、コミュニケーションを取ろうとする意思はあったけど、どこに集まっているのか、どれくらいの人がいるのかわからない状態でした。ブラインドサッカー自体はパラリンピックで初めてしっかり見て興味深いものも多く、ガイドさんがいることやフィールド内での役割などブラインドサッカーならではの見所もたくさん感じました。」

諏訪ゆいか選手(ユース所属)
「目から入ってくる情報がいかに大切で、自分が普段どれだけ視覚の情報に頼っているかが分かりました。目が見えない分、人とのコミュニケーションは声で取るしかないので、目隠ししている人に動作を真似する練習をした時に、詳しく一つ一つ伝えなければいけなかったので大変でした。伝え方や、言葉はとても大切だなと学びました。」

三谷宥乃選手(ユース所属)
「情報の八割が視覚なのに、それを使えないとなった時に残りの二割をどれだけ伸ばせるかが大切」という言葉が印象に残りました。これは視覚の話だけではないと思います。自分はトラップが苦手だからそのかわり別のことで補うといったことにも関わっていると思いました。それなので、そこを意識して自分もこれからサッカーしていきたいです。」