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3月3日(水)荒浜地区を被災地訪問しました

掲載日:2021年3月3日


本日3月3日(水)、東日本大震災の被害を受けた仙台市若林区荒浜を訪問いたしました。

 


東日本大震災慰霊碑をはじめに訪れ、代表取締役社長 粟井俊介、監督 松田岳夫、主将 浜田遥がチームを代表し献花。その後、被害にあわれた方々への黙とうをおこないました。

 


震災遺構 仙台市立荒浜小学校では、校内見学をはじめ、震災当時の様子などを仙台市の職員の方からご説明いただきました。

 


地震発生から避難者の救出に至るまでの校長、教頭先生や町内会長の体験談から、押し寄せた津波の脅威や当時の被害状況などをあらためてチーム一同、学ばさせていただきました。

 


震災から10年が経とうとしています。被害にあわれた方々や地域に寄り添い、サッカーができる喜びをかみしめ、選手それぞれが感じたことをプレーで示してまいります。

 

■松田岳夫監督 コメント

本日の訪問を通し、被害にあわれた方々含め、この地で起きた被害の大きさ、当時の状況を学びました。私たちがこの地でプレーする意義をしっかりと考えるとともに、勇気や笑顔を届ける、と言葉だけで解決したくはないと思います。チームとして、しっかりと戦う姿をお届けすることがまず私たちにできることではないかと思いますし、自分たちにできることをしっかりと考え、行動する必要があると思います。

 

■浜田遥選手 コメント

復興が進んでいる地域もありますが、被害にあわれた方々の心の痛みは、まだ癒えていないと思っています。私たちにできることはサッカーで明るいニュースを宮城の方々に届けることですし、それを体現できるようにしたいとあらためて感じました。東京電力女子サッカー部マリーゼが休部になった後、多くの方々の支えがあって今の私たちがあります。サッカーができる環境を与えてくださったみなさんに対し、あらためて10年が経とうしている中、結果を残したいという気持ちが強くなりました。

 

■小野瞳 フロントスタッフ コメント

ベガルタ仙台レディース時代からチーム全員で被災地訪問をさせていただいています。選手たちが真摯に話を聞き、受け止めている様子が印象的でした。震災から10年が経とうとしていますが、クラブのために、地域のために、大切な人のためにという思いは、ずっと変わりません。たくさんの方のご尽力もあり、今のチームがあること、大好きな仲間とサッカーをする場があること、このクラブで活動する意味を胸に、マイナビ仙台レディースを多くの方に知っていただきたいです。そしてこれからもみなさんに応援いただける、愛されるチームになるように努めていきたいと思います。