マイナビ仙台レディース
注目選手インタビュー
17 DF 佐々木 里緒SASAKI Rio
正確な左足のキックを武器に、DF佐々木里緒選手は公式戦のピッチで躍動している。「須藤(茂光)監督はパスを意識する方なので、パススピードやパスの質を考えてプレーするようになった」と、精度の高いフィードやクロスを新監督の下で更に磨く。以前はプレッシャーがかかるとアバウトなパスを出してしまうこともあった。「厳しい場面でも味方に良いボールをつけられるように」と練習から試合に近いシチュエーションを想定してトレーニングに打ち込む。
試合経験を積み、一歩ずつ成長を続けている。「試合の入り方が良くなり、落ち着いてクロスを上げられるようになってきた」。セットプレーのキッカーとしても強い責任感を持っているからこそ、その手応えを確かな結果と自信に変えていきたい。3月のアウェーS広島R戦では自分のサイドを崩され悔しい思いを味わった。「目の前の相手に負けず、持ち味を出して勝利したい」と、18歳の瞳は静かに燃えている。