GAME

2025/26 SOMPO WEリーグ

第5節 三菱重工浦和レッズレディース
2025年9月6日(土) 18:00 キックオフ

ユアテックスタジアム仙台

HOME

マイナビ仙台レディース

試合終了
21
  • 2 前半 0
  • 0 後半 1
AWAY

三菱重工浦和レッズレディース

MEMBERS登録選手紹介

HOME

スターティングメンバー

16 GK 横堀 美優
19 DF 安倍 乃花
4 DF 三浦 紗津紀
2 DF 西野 朱音
37 DF 石坂 咲樹
18 MF 江崎 世来
6 MF 井上 陽菜
25 MF 太田 萌咲
13 FW 矢形 海優
31 FW 津田 愛乃音
24 FW 遠藤 ゆめ

控え

33 GK 瀬戸 如紗
22 DF 吉岡 心
28 DF 松永 未衣奈
29 DF 坂井 優紀
8 MF 大西 若菜
27 MF 佐藤 にいな
11 FW 後藤 三知

AWAY

スターティングメンバー

1 GK 池田 咲紀子
28 DF 櫻井 まどか
7 DF 高橋 はな
2 DF エスタ マイ キス
13 DF 長嶋 玲奈
4 DF 後藤 若葉
8 MF 榊原 琴乃
6 MF 加藤 千佳
5 MF 伊藤 美紀
26 MF 丹野 凜々香
15 FW 島田 芽依

控え

23 GK 伊能 真弥
22 DF 秋本 佳音
16 MF 水谷 有希
18 MF 柴田 華絵
21 DF タンチュリエ ローリー
34 MF 平川 陽菜
24 FW 藤﨑 智子

MATCH PROGRESS


試合経過 〈得点、選手交代、警告、退場〉

HOMEAWAY
江崎 世来 4分[得点]
15分[警告] エスタ マイ キス
オウンゴール 39分[得点]
46分[交代] エスタ マイ キス → 平川 陽菜
丹野 凜々香 → タンチュリエ ローリー
59分[交代] 島田 芽依 → 藤﨑 智子
太田 萌咲 → 佐藤 にいな 70分[交代] 長嶋 玲奈 → 水谷 有希
81分[得点] 伊藤 美紀
遠藤 ゆめ → 大西 若菜 84分[交代]
津田 愛乃音 → 後藤 三知
佐藤 にいな → 坂井 優紀
87分[交代]
89分[交代] 櫻井 まどか → 秋本 佳音

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DATA各種データ

HOME
AWAY
後半 前半   前半 後半
0 2 2 シュート 10 1 9
0 0 0 CK 5 2 3
4 6 10 FK 11 6 5
2 2 4 オフサイド
(相手チームのオフサイド数)
2 2 0
0 0 0 PK 0 0 0
PK 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th
マイ仙台 20〇 3〇 25〇 9〇 11〇 20〇 3〇 25〇 9〇 11〇
相手チーム略称 5〇 15〇 9〇 33〇 5〇 15〇 9〇 33〇
  • 入場者数
    1,233人
  • 天 候
    晴、弱風
  • 気 温
    24.7℃
  • 湿 度
    77%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 時 間
    90分
  • 主 審
    西田 裕貴
  • 副 審
    中野卓 森川浩次

試合後コメントCOMMENTS

須永純監督

―総括。

「まずアウェー新潟戦で勝って、選手たちと『今日はホームで必ず勝利しよう』という話をしました。浦和は本当に素晴らしいチームですし、ポテンシャルが高い選手が多い。そこでどうやって勝とうかというところでは、我々がやってきていることをやっぱり続けるしかない。組織的にプレーすること、それを発揮するために インテリシティを下げないようにするということ。それを思い切りやろうというところで試合に入りました。

守備面においては特に前半はよくやってくれていたと思います。その良い守備から攻撃でき、攻撃のところは練習をしていた形で点が取れました。シュート数自体は少ないと思いますが、プラン的には我々が考えていたようなことができていました。攻められていると思うかもしれないですけど、我々としては自分たちのペースだなと思ってやっていました。

後半に入り、相手の選手交代から中盤を使われたことと、相手の右サイドに入った選手にかなりピンチを作られてしまったのは、反省しなければいけないと思います。最後は、本当に体を張って1点差を守り切って勝利したという試合だったと思います」

―これまで勝つことができなかった浦和を下しました。今季リーグ戦無敗、無失点の相手に少ないチャンスでも決め切る力を見せました。

「それはあまり気にしてなかったです。個人の質が高い分、ポジションのところに隙があるということは分かっていて、うちには良いFWもいるので、その部分ではチャンスがあると思っていました。実際に相手のポジションの悪いところ、特にクロスに関しては隙があったので、狙い通りにいけたのではないかと思っています」

―前半は相手にボールを握られ、後半は中盤を使われる時間があった中でも、しっかりと体を張り、決定機でやらせませんでした。高い守備意識をどう見ていますか?

「外から見たら回されているように見えるかもしれない。ですが、実際我々の守備の開始位置を少し下げています。浦和には足の速い、体の強い選手が多いので、そこからショートパスを網の中に入れさせることは作戦として持っていました。中に入ってくるパスは比較的よく取れていたと思います。もちろん左サイドのところのスペースには、少し前進されていましたけど、それ以外のところはそれほど危ないなという感じはしていなかったです」

―昨年までは、1点返された段階で少しトーンダウンしてしまうところもありました。アクシデントもあった中でしっかり粘れた要因はどう考えますか?

「2点あります。1つ目は戦術が浸透している中で、選手が信じて実行してくれていることです。疑うことなく、エゴを出すことなく、チームでやるべきことを徹底してくれています。

2つ目はインテンシティーです。昨季も選手のプレーは悪くなかったんですが、インテンシティーで潰されてしまった。前に進めないとか、体が張っていて、良いところにいても、そのまま体を持っていかれてしまうというシーンがありました。今年は跳ね返し、そこでボールを止めることができている。ゴールシーンを見ていただいてもわかると思いますが、そういった部分が少し違いとして出たんじゃないかなと思います」

―長い距離を走ってゴールを決めた江崎選手のパフォーマンスはいかがでしたか?

「ハードワークしていて活動量があります。いろんなところに顔を出してくれるし、特に予測がつかないセカンドボールに関しては本当に速いです。あとはシュートのリバウンドも、今までそこには入っていっていなかったんですけど、ゴールの意識を持とうと、味方にパスではなくて、もっとゴールのところに行けるようにしようという話をしました。

また、付け加えますが、矢形(海優)に関して『得点を』など、いろいろ言われますが、実はうちの得点には矢形がかなり絡んでいます。本当に献身的にやってくれてて、1点目も普通のストライカーでは打たないようなところがポストに当たった。相手のオウンゴールのところも、そこに矢形が入っていって起きています。まだ彼女自身の得点というところに現れていないですが、彼女が本当に献身的にやってくれて、チームの得点に絡んでくれていると考えています」

 

江崎世来 選手

―連勝となりました。試合を終えての感想をお願いします。

「前半は自分たちが押し込んで得点決めることができましたが、後半は押し込まれる時間が長くて、苦しい戦いになりました。それでもチーム全員で、体を張って勝ち切ることができたので、その部分では良かったのかなと思います」

―WEリーグ初ゴールが決まりました、あのゴールシーン振り返ってみていかがですか?

「ヤカさん(矢形選手)がシュートを打った時に、こぼれてくると思って走り込んだら、良いところにこぼれてきてくれたので押し込めて良かったなと思います。やっとゴールを決めることができたので、すごく嬉しかったです」

―今シーズン失点の無かった浦和からのゴールでした。

「守備が堅いということは試合前から分かったので、その浦和を相手にゴールを破ることができたのは本当に嬉しいです」

―ホームで勝てたということはいかがですか?

「サポーターの方々の前で勝利ができたというのはすごく嬉しいですし、もっともっと皆さんと一緒に勝利を喜び合いたいなと思います。ユアスタという素晴らしいピッチで勝利できたので最高です。次もホームで戦えるので、チームとしても勢いに乗ってきていますし、そのままの勢いで、ホーム2連勝を狙って1週間がんばりたいなと思います」

―浦和にパスを回され、中盤でもかなり走っていたと思いますが、最後まで走りきれた、粘りきれた要因はどんなところにありますか?

「自分自身の特徴でもあるハードワークは今日存分に出せたのかなと思いますし、チーム全員が献身的に走って気持ちを見せたプレーができていたので、自分自身もがんばろうという気持ちになりましたし、サポーターの方々の声援もすごく力になったので、そういう部分が最後まで走り切れた要因です。自分自身の特徴をもっともっと出して、今回のようにチームの勝利に貢献できるようにがんばりたいなと思います」

 

矢形海優 選手

―ホームで勝利しました。どのような気持ちですか?

「嬉しい気持ちと、このチームに帰ってきてよかったという気持ちが、試合終了のホイッスルに鳴った瞬間に溢れて、思わず天を仰ぎました」

―江崎選手のゴールにつながった前半4分のシュートはポストに当たりましたが、迷わず、思い切り打ちましたね。

「やっぱり最初のシュートだったので、コントロールを少しミスしてしまったんですけど、ターンして、振り向き様に思い切りシュートしました。1回でゴールに入って欲しかったですが、良いところにこぼれて、あとは(江崎)世来が詰めてくれたので、良かったと思います」

―チームの2点目は、結果としてはオウンゴールという記録になってしまいましたが、ゴール前の重要なところで仕事ができた印象でした。

「今日はトップではなくサイドといういつもとは違ったポジションでしたが、そこでもチャンスは来ると思っていました。(石坂)咲樹から、本当にいいクロスが上がってきたので、(津田)愛乃音も触った。あとは本当に飛び込むだけでした。結果的にオウンゴールになったんですが、やっぱり自分らしい、泥臭いゴールを向かう姿勢が出たからこそ、ああいう得点に結びついたのかなと思います」

―チームのために重要な仕事をしながらも、なかなかご自身のゴールが生まれない中で葛藤もあったと思います。

「(コーチの有町)紗央里さんと話して、『きれいにシュートを打とうと考えすぎている』と言われました。1回リラックスして、何も考えずに貪欲にゴールを狙うというところを意識していたので、そこが本当に出たのかなと思いましたし、紗央里さんには感謝したいなと思っています」

―次はホームでサンフレッチェ広島レジーナと対戦します。

「強い相手だと思うのですが、自分たちも若さがありますし、この勢いに乗ってまた勝ち切りたいです。今日は失点をしてしまったので、無失点で終われるように、また良い準備して頑張っていきたいと思います」