GAME

2024-25 SOMPO WEリーグ

第5節 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
2024年10月13日(日) 17:00 キックオフ

味の素フィールド西が丘

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日テレ・東京ヴェルディベレーザ

試合終了
40
  • 3 前半 0
  • 1 後半 0
AWAY

マイナビ仙台レディース

MEMBERS登録選手紹介

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スターティングメンバー

31 GK 野田 にな
4 DF 三浦 紗津紀
3 DF 村松 智子
5 DF 松田 紫野
18 MF 岩﨑 心南
10 MF 木下 桃香
19 MF 山本 柚月
7 MF 北村 菜々美
11 MF 土方 麻椰
29 MF 松永 未夢
27 FW 樋渡 百花

控え

1 GK 田中 桃子
17 DF 柏村 菜那
22 DF 坂部 幸菜
13 MF 木村 彩那
23 FW 氏原 里穂菜
32 FW 鈴木 陽

AWAY

スターティングメンバー

1 GK 齊藤 彩佳
22 DF 吉岡 心
5 DF 國武 愛美
2 DF 長船 加奈
17 DF 佐々木 里緒
6 MF 原 衣吹
10 MF 中島 依美
30 MF 佐々木 美和
8 MF 大西 若菜
24 MF 遠藤 ゆめ
11 FW 後藤 三知

控え

15 GK 清水 栞
28 DF 松永 未衣奈
36 DF 猪瀨 結子
7 MF 隅田 凜
27 MF 佐藤 にいな
37 MF 石坂 咲樹
19 FW 佐藤 楓

MATCH PROGRESS


試合経過 〈得点、選手交代、警告、退場〉

HOMEAWAY
土方 麻椰 11分[得点]  
13分[警告] 原 衣吹
山本 柚月 18分[得点]
山本 柚月 30分[得点]  
樋渡 百花 → 氏原 里穂菜 64分[交代]
70分[交代] 大西 若菜 → 佐藤 にいな
松田 紫野 → 坂部 幸菜 75分[交代]
松永 未夢 → 木村 彩那 75分[交代]
81分[交代] 後藤 三知 → 佐藤 楓
81分[交代] 佐々木 里緒 → 石坂 咲樹
土方 麻椰 → 鈴木 陽 81分[交代]
山本 柚月 → 柏村 菜那 81分[交代]
岩﨑 心南 89分[得点]

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DATA各種データ

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AWAY
後半 前半   前半 後半
11 5 16 シュート 3 0 3
4 2 6 CK 2 1 1
5 6 11 FK 6 1 5
1 1 2 オフサイド
(相手チームのオフサイド数)
3 0 3
0 1 1 PK 0 0 0
PK 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th
マイ仙台 20〇 3〇 25〇 9〇 11〇 20〇 3〇 25〇 9〇 11〇
相手チーム略称 5〇 15〇 9〇 33〇 5〇 15〇 9〇 33〇
  • 入場者数
    2,036人
  • 天 候
    晴、弱風
  • 気 温
    22.4℃
  • 湿 度
    48%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 時 間
    90分
  • 主 審
    大村琴美
  • 副 審
    荒川里実 朝倉みな子

試合後コメントCOMMENTS

須永純監督

―総括。

「前半準備していたことができずに、先に3点取られてしまい、プランがかなり狂いました。そのままでは巻き返すことはできないと考えて、システムを変えました。選手が何とか耐えて順応し、少しずつ進む兆しは見せたのですが、前半からボールを動かされたことでの消耗もあり、それまま終わってしまった試合だったと思います。前回は交代で入った遠藤ゆめや、今回途中出場となった佐藤にいなが攻撃の起点となってくれて、これまで後半失速する試合が多い中、後半少し前に行く姿勢を出せたことは良い兆しとなったのではないかと思います」

―準備をしてきたこと、そして変えたことはどのようなことでしたか?

「4バックで準備を進めてきました。しかし中盤のラインを突破された時に、東京NBの選手はかなりスピードがあって、そこで持ちこたえられませんでした。本来はそこで耐えて欲しかったですが1対1のところでやられてしまいました。通常であればそこで失点しないようなところでも、ちゃんとゴールまで持って行くのはさすがでした。そこが準備していたところと違っていました。変えたところはシステムです。3バックにする予定は元々なかったですが、2列目からスピードを持って入って来るので、スペースを埋めるために守備時はDFを5枚にしたというところです」

―途中から出てきた佐藤にいな選手ですが、スルーパスを出すなど才能を感じさせるプレーが見えました。特長を教えてください。

「テクニックに優れている選手です。今日もほとんどボールを失っていないと思います。もう少し準備をし、トレーニングマッチをして万全の状態で使ってあげたいと考えておりました。WEリーグの戦いで適応しなければいけない点として、守備面で慣れていないところがあります。本来はボランチやアンカーのポジションでプレーする選手ですが、チーム状況により一つ前でプレーしています。おっしゃる通り、能力が非常に高く、戦術眼が優れている選手。将来が楽しみな選手と考えています」

―結果は出ていませんが、マイナビ仙台レディースはWEリーグの中でもパススピードの速いチーム。普段の練習でどんな意識づけをされていますか?

「そこはプレシーズンからこだわってやってきました。我々は、本来は主導権を取りたいと考えてやってきました。その中でパススピードは生命線と考えてやっています。ウォーミングアップもそうですが、パスの練習の時間をしっかりとること。強いパスをしっかり受けられるということは毎日時間をかけてやっています。その成果はすぐには出ないかもしれません。でもそれが将来生命線となって、ゲームをコントロールできる局面が生まれた時に『きっとあれがあったから』と思えることはぶらさずに意識づけていきたいと思います」

―勝てない状況で選手の士気を上げることは大変だと思います。今監督が心がけていることは?

「まず、結果が出ず、チームとしても状況が苦しいです。先シーズンやっていた選手が6人いないという状況でもあります。それを言い訳にはできない。今出ている選手が良くないかというとそうではないです。我々全体が受け止めなければいけない力不足のところはあると思いますが、誰かのせいにするという考えは全くなくて、自分たちに矢印を向けて、何をしなければいけないか、選手が本当に一生懸命やってくれています。不足してる部分を工夫してやれるようにしていくこと。時間はかかるかもしれませんが、今日やられてしまった個の部分は成長させなければいけません。今日も、アウェーでも応援してくれる人たちがいて、その人達のために勝つ。モチベーションが下がることはありません。その中で良い兆しを拾いながら、少しでもポジティブなところはなくさないようとスタッフたちも心がけてやっています」

 

FW 11 後藤三知選手

―ボールが入って全体の押上げが難しい中、点を取るという作業についてどのように感じていますか?

「前半と後半の違いで、良い形でボールを奪えるかというところで、前半もう少しそういうシーンが作れれば良かったです。後半のように相手の使いたいところをしっかり埋めた上で、守備をもう少し効果的にできると良かったのかなと思います」

―東京NBが攻撃の手を休めたわけではない中での後半の形は、次につながる期待も感じさせます。

「何度かカウンター気味に前へボールを運んだところで、クロスの精度が合えばゴールが決められるんじゃないかというシーンを作ることはできました。そこで仕留められるかどうかという差が、順位にも反映されていると思います。そういう少ないチャンスをものにできると守っていたとしても『必ず私たちは点が取れる』という自信から勝利につながる。今、それがないことが一番大きな問題だと思っています」

―その中でFWとしてやるべきことはどういうことだと考えますか?

「今日も何度かありましたが、攻撃につながったところ以外でも、もう少しボールを収めて、全体が上がる時間を作り攻撃を作れるかどうかが自分の仕事の一つです。そこから先は精度と、いかに相手を上回るかの部分なので、そこだと思っています」

―若い選手が多いチームですが、後藤選手や長船選手ら、経験のある選手たちが引っ張っていく役割は大きいのでは?

「そうですね。今、目の前の勝利がもちろん大事ですが、それと同時に、長い先を見た時に、本当に時間をかけていかなければ積み上げられないサッカーに取り組もうとしています。そこは根気強く取り組むこと。ただ目の前の勝負に負けていてもそれは成し遂げられないと思っているので、いかにやっていくか。頭もかなり使います。そういうことは若い選手が入った時にも、声を掛け合いながらやっていかないと身につかないです。ポジティブに、前向きにやっていかないといけません。いかにパワーを持って取り組んでいけるかだと思っています」

 

MF 24 遠藤ゆめ選手

―試合を振り返っていただけますか?

「(東京NBの選手が)それぞれ賢く、上手いということはわかっていました。焦れずに守備をした中で、チャンスがあれば狙っていくということは考えていました。チームは難しい状況ですが、個人として成長できるように頑張ろうと思っていました」

―後半は中央でのドリブルも2度ほどあり、自分らしいプレーを見せられたのではないですか?

「きつい中でも一つ前に出ていきたいということは思っていました。そういうところは自主練習でも取り組んでいて、少しずつそういうプレーが出ていますが、得点につながっていないし、チームも勝っていないのでまだまだだと思います」

―サポーターもゴールを臨んでいる中で、ゴールを決める手掛かりはどういうところにありそうですか?

「死ぬ気で勝ちたいということをプレーで前面に出していけば結果が出て、勝利というサポーターの皆さんの喜ぶ姿につながっていくと思います。一つ一つにプレーをさぼらないということ。将来的に見た時に強いチームになれるように、今は我慢しながら、球際など強くなっていければいいと思います」