須永純監督
「前節は前半と後半で全く違う試合になってしまいました。本来は後半のようなゲームをしたかったです。みんな悔しさしか残らない試合でした。それは敗れたこともそうですが、持っている力を発揮しきれなかったという悔しさです。東京NBは良いチームだということはわかっていますが、だからこそ自分たちが挑戦していけると思います。相手がどこであろうと、勇敢に挑んで、力を発揮していくということが大事だと選手たちには話しています。
東京NBはテクニックが高く切り替えの早いチームです。奪った時に、相手の攻撃を連続させるような再ロストは命取りになると思っています。カウンターを仕掛けますが、それが上手くいかない時に反対サイドに持って行くこと等、切り替えによって自分たちの攻撃の時間をいかに長くするか、それが1つのカギになると思います」
2 DF 長船加奈選手
「前節は守備面ではいつもできていたことができていませんでした。相手の勢いに飲まれて下がり過ぎてしまったと思います。攻撃では、ボールの失い方が良くなく、その回数も多かったと思います。後半は点もとらなければいけないし、やり方を変えて思い切って前から行きました。
東京NBはボールをつなぐのが上手いチーム。相手のペースになったらやられてしまう。いかに相手が嫌がるプレーをできるかだと思います。ボールを持っている選手に対して常にプレッシャーはかけていきたいです。練習でできていることを試合で出すことが大事です。先週はそれができなかった。おそれずに、やってきたことを出せたら良いと思います」
8 MF 大西若菜選手
「前節はEL埼玉を相手に、前半で守備を引いてしまいました。攻守ともに距離感が良くなく、間延びしてしまって、そこで隙を突かれて自分たちで試合を難しくしてしまいました。後半は迷わず前からハイプレスをかけて、相手のミスを誘うことができました。高い位置で奪うことで攻撃の厚みも出すことができました。
東京NBとは前期に対戦し、パス回しや技術面が優れているチームだと思いました。相手のパスサッカーのリズムに飲まれると、思うような攻撃はできないと思うので、1人でも二度追いをして、戦う気持ちを見せていけたらいいと思います。前節はEL戦では相手のペナルティーエリアに侵入する形も作ることはできていたので、得点するために細部にもっとこだわっていきたいですね」