マッチデープレス vol.03

試合に向けてのコメント

須永純監督

須永純監督

 「大宮Vはここまで順位は奮っていないですが、組織的な良いチームだと思います。前節のI神戸戦で、私たちは敗れてしまいましたが、改善の兆しも見えました。守備では組織的に守ること。ボールのロストを減らしていくことに取り組んでいます。攻撃についてはゴールに向かう姿勢が足りなかった。ボールを大事にし過ぎるところがあるので、思い切りよく決断して、情熱的にゴールを目指して行ければと思います。大事なのはしっかりビルドアップでフリーな選手を見つけていくこと。テクニックのある選手がいるので、そういうことはできると思っています。
 (U-17女子ワールドカップで津田選手、菊地選手は離脱)二人には、ワールドカップの舞台で思い切り力を発揮してきて欲しいです。ユース選手で、WEリーグのトップで戦えていること自信にして欲しい。彼女たちがいないのは苦しいですが、チームとして新たな発見もあるし、他の選手にとってもチャンス。試合に出る選手たちにはしっかりと実力を見せて欲しいです」

2 DF 長船加奈選手

2 DF 長船加奈選手

 「なかなか結果は出ていないですが、マイナスなことばかりではないので、信じてやり続けるしかないと思います。練習の中でコミュニケーションを取りながら、今できているところをみんなで突き詰めていきたい。それをプラスにして、楽しくサッカーをしていきたい。
 大宮Vには前線に早い選手、強い選手がいる印象です。大宮Vも勝ち点を積み重ねられない状況が続いているので、肉弾戦になっても勝ち点を奪いたいですね。イノ(井上綾香選手)を抑えたいです。裏への抜け出しも上手い選手なので、個人的にはそこを抑えながら、チームとしては攻撃でしっかりと得点できたらと思います」

6 MF 原衣吹選手

6 MF 原衣吹選手

 「前節は(4バックという)昨季から慣れているシステムで、特に前半は相手の特長を抑える良い守備ができていました。しかし後半に失速してしまい、その時ピッチにいる11人が常に90分間、同じサッカーができない課題があります。一人一人がチームにためにできることがあると思うので、それをもっとやっていかなければいけません。
 チームとして、なかなか勝てていない状況でも、私たちには応援してくれるファン・サポーターさんがいます。勝った時と負けた時では、次の週を過ごす気持ち、仕事の入り方が違うと思います。私自身もサッカーを見続けてきた立場として、好きなチームが勝って迎えた次の月曜日と敗れて迎えた月曜日では、気持ちが全然違う。自分たちの勝敗が、ファン・サポーターの方々の生活や気持ちを変えてしまう。それを良い方向に変えていけるのも自分たちの仕事なので、そこに向けて大宮V戦も頑張りたいです」