マッチデープレス vol.01

須永純監督

　「自分たちは、まだまだ成長していかなければいけないチーム。昨シーズンのリーグ戦では千葉Lとは引き分けに終わっています。千葉Lはすごく良いチームで順位も僕たちより上でした。しかし対戦した感覚として、簡単な相手ではありませんが、『勝つことが無理な相手』とは思わないです。応援してくれる方々、開幕戦に向けて準備に力を注いでくれるスタッフに対しても、ピッチで良い試合をし、良い結果を出して喜びを分かち合う。それが僕たちにできることだと思います。
　けがをした廣澤の分は、今いる選手で埋めていくしかありません。準備してきたオプションや、FWとしての特性がある選手、アカデミーにも良い選手がいるので、今私たちにとって一番良いと思うものを探っていかなければいけない。廣澤は良い選手で、彼女がいることでチームには大きなプラスをもたらしてくれた。すぐに埋まる訳ではないですが、今できることすべてを探っていきたいと思います」

7 MF 隅田凜選手

　「個人としては去年の前半戦はけがで試合に出られず、悔しい思いをしました。今年は開幕から、チームのためにできることを全力でやろうという気持ちが強いです。チームとしても、去年から積み上げてきたことが形になってきました。それが自信になっているので、試合で思いきり出したい。開幕戦に向けては、ワクワクした気持ちが大きいです。
　今シーズンは中盤の人数が増えて、自由に動くことができるし、誰がどこのポジションでもできる。お互い分かり合って自由なプレーが出せています。中盤に技術や個性のある選手が多くいるので、中からも突破していく姿を見せたいです。
　WEリーグが始まってから観客数が思うほど伸びていない現状があり、もっともっと盛り上がって欲しいと思っています。開幕のユアスタで面白い試合をして、もっと『応援したい』と思ってもらえるように。そういう思いも込めて勝ちたいです」

26 MF 西野朱音選手

　「ホーム開幕戦は楽しみです。家族や友人もユアスタまで駆けつけてくれます。そこで勝利を見せたいと思っています。今シーズンは最終ラインに入って90分しっかり戦える体を作っています。一試合を通して無失点で終われるように、安定したプレーを続けていきたいです。
　WEリーグキックオフカンファレンスに出席した廣澤選手が『マイナビは千葉Lに一度も勝ったことがない』と聞いてきたそうで、何が何でも勝ちたいという気持ちです。千葉Lはセットプレーの強さや攻撃のバリエーションがあるので、そこをいかに私たちが止められるか。前の選手たちは点を取ってくれると思うので、後ろの選手は相手の攻撃をしっかりと止められたらいいと思っています」