須永純監督
「今、チャレンジし始めていることもあるので、続けていくこと。試合ごとに良くなっていけるようにしたいです。連戦になると、疲労や個々の状態もある。コンディションの良い選手を優先して起用していくことを考えています。短期間に大きく力を向上させるということは難しいかもしれないですが、前の試合でできた感覚を残しながら、成長していくための材料を見つけていきたいです。
目の前の試合、一戦一戦を戦っていく。それは浦和でも他のチームでも変わらないです。浦和には代表選手も多く、飛び抜けた力を持っている選手もいます。清家貴子選手も点を取り続けていますが、彼女が一人でサッカーをしている訳ではなく、彼女が生きるチームプレーがある。そこに対してリスペクトしすぎたり、フォーカスしすぎることはないです。浦和はチームとして素晴らしいものを持っている。その特長を出させないようにしながら、尚且つ勇敢にチャレンジしていかなければいけないと思います。」
16 GK 松本真未子選手
「浦和という相手が強いからと言って、引いてしまってはいけないと思います。自分たちらしさを出すために、リスペクトしすぎないこと。攻撃的な守備を出せたら、自分たちの時間を作ることができると思います。相手はこちらの逆を取ることができる上手さも持っているので、冷静さを持って、攻め勝つサッカーができればいいと思います。
清家選手は、わかっていても止められないところがある。GK陣としては悔しいです。9試合連続ということは9人のGKがゴールを決められているということですから。だからこそ止めたい。彼女自身にもプレッシャーはあると思います。GKにとっては記録をこれ以上伸ばせないというプレッシャーもあります。私たちのところで食い止めたいです。」
27 DF 田畑晴菜選手
「浦和は優勝争いをしている相手で、常に勝利を確実につかみに来るチーム。私たちも、前回アウェーでの対戦では、後半はしっかり戦えていたと思います。恐れずに、後ろからビルドアップすることで、自分たちのリズムを作ることができました。そういう自分たちのサッカーを今度はホームで前半から出していくことが大事だと思います。全員で戦えば勝てない相手ではない。チャレンジしながら、勝利を狙っていきたいです。
清家選手は日本代表として戦っている選手。私もなでしこジャパンを目指しているので、そういう選手を相手にしっかり戦えないといけない。どんどん挑戦して、私にも止められるというところを見せたいです。」