マッチデープレス vol.07

須永純監督

　「S広島R戦では、みんなの良い面が出るように準備を進めてきました。自分たちがやってきたことを信じて欲しいです。前回の対戦では相手にシュートを20本打たれて、終了間際に追いつかれていますが、もっと自分たちの力を出すことができるのではないかと思います。
　S広島Rはこの順位にいる相手ではない。代表選手もいるし、組織されている良いチームです。前回はボールを持つ時間が短くて、守備に追われてしまいました。守備が悪かったということではなく、攻撃面でもボールを持つ時間を長くして自分たちの良さを出すことで、前回とは違う試合になるのではないかと思います。
　監督としての初陣ですが、コーチの時もできることをして1％でもチームの勝利に貢献できればと考えていました。その気持ちは変わらないです。選手を上手くサポートして、迷わず試合ができる状況を作れたらと思います。」

4 DF 高平美憂選手

　「新体制となり、みんなとピッチ内で話す機会がより増えました。尾崎剛士コーチは細かくいろいろなことを伝えてくださるので、自分がどういうことができていて、どんな課題に向き合えばいいのかが明確になったので、前向きに取り組んでいます。
　前回のS広島R戦は、ほとんどが守備の時間でした。数少ないチャンスを決められたことはポジティブに捉えたいです。次節ももしかしたら守備の時間は長くなるかもしれないですが、焦れずに自分たちのサッカーを出したいです。S広島Rはサイドで何度もスプリントできる選手がいるので走り負けないこと。また低い位置でポジションを取ってしまって、相手の守備にはまってしまったので、今度は高い位置でポジションを取り合う試合にできればいいと思います。」

20 FW 廣澤真穂選手

　「前回のS広島R戦ではチームとしてやりたいことができませんでした。もっと攻撃の回数を増やしていかなければいけないです。前回の2ゴールは、いずれもカウンターで決めました。相手がボールを回してくる分、カウンターは有効的だと思います。とことんゴールを狙っていきたいです。
　今シーズン、個人的にはチャンスは多くない中でも、ゴールは取れている感覚があります。しかし、浦和や東京NBなどと戦う中で、個人でもチームでも足りない部分が見えてきました。まだまだだなと感じています。得点にも勝利という結果にもこだわりたいです。相手のマークの強さも増してきました。対戦相手に『要注意人物』として挙げてもらえることが多くなってきているので、そこを乗り越えていかなければいけません。その中でも点を取れる選手になっていきたいです。」